スタッフが仲良いからって満足しちゃいけない。

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(リビエールだけ誰もいない。)

 

昨日は合同説明会でした。

実際は沢山の人にお話しする機会があったんですけど、やはり圧倒的に初めてリビエールを知る人が多かったのが実際のところです。

Twitterで学生さんのフォロワーさんも居てるのでもう少しいつも見てます!みたいなのがあるかなって思ってたんですけど甘かったですね。

 

うちはよく周りのケーキ屋さんやSNSで繋がってる人によく、スタッフが皆楽しそうだね、イキイキしてるねってホントによく言われます。

 

それは嬉しいこと。

だけどそんなものは経営者としては満足できることではないと思ってる。

 

昨日のように初めてうちを知る人にとってウチは皆仲良いんですよなんて何の信用もないって自分でわかってないといけない。

 

もっと言うと実際働いてる人に対しても仲が良いとか楽しそうに働いてるなんてのは何の給料の手当てでもない。

 

経営者である以上会社に属す人に十分な事ができてこそであり楽しいとかはそこにかけるフリカケみたいなもんなんだと思う。

 

しかも楽しく働いてるように見せるなんて誰でもできる。

 

カメラ向けたら皆笑う。

 

求人誌見たら皆仲の良い職場です!とかどこにでも書いてある。

 

そんなことじゃないんだな。

 

 

経営者は孤独だってよく言う。

ボクも孤独だと思う時がある。

 

でもそれはそういう意味じゃない気がしてきた。

 

1人でも戦えるくらいの力を持つことなんじゃないか。

 

大昔なら

自分がマンモス倒しに行って村の皆に食べさせるつもりくらいの気持ちなんじゃないか。

 

 

村民(スタッフ)が仲良いからってお腹が空いたら皆死ぬ。

 

多分今の時代、村の長老とか言って、髪の毛が目にかかってて葉っぱ頭に巻いてるようなお爺さんが「村の掟で、、、」とか言ってたって誰も言うことなんて聞かない。

 

マンモスと戦うのか。戦わずに仕留める罠を考え出して作るのか。 

 

 

お菓子屋さんにはいろんなニーズを持った人が来ます。  おやつを買いに来る人。お誕生日ケーキを買いに来る人。仕事で謝りに行くお詫びの品を買いに来る人。  いろんなニーズがある。  だからお店はいろんなものを用意する。

 

だからウチは働く時間も長くなりがちだし、なんとなくのニーズに応えるために価格も安くなってる。

 

パティシエは本当に真面目な人が多くていつもお菓子のことを考えている。

 

ボクも妻が出産の時、横で付き添って泣いてしまっていたが、気が付いたら新しいお菓子の事を考えていた(笑)←笑い事ではない。

 

ボクにはそうやってしっかり考えてつくったお菓子をどうやって沢山のお客さんに届けるかを考える力が無い。

 

 

コレを売るって決めてソレが欲しいって買ってもらう。

 

そんな力が欲しい。

 

これをします!って言えないのが悔しい、くっそー

 

生まれてくるのがあと10年遅かったらもっと若い時にSNSとかと出会ってビジネスにも行かせてたのにーとか言い訳みたいな事ばっか頭に浮かんでくる。アホか。

 

諦めないぞ。

 

なんにもまとまってないけど今頭の中にあるのはそんな感じ。