ボクもやっていい??って言える子どもとフリスビーした話。

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最近お昼ごはんにマダムがお弁当をつくってくれます。ありがとうございます。

今日から新しいお弁当箱で天気も良かったのでリビエールから徒歩2分の大井戸公園で食べることにしました。

 

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フランスいたころよく公園やセーヌ川でサンドイッチ食べたりしてたんで公園でお弁当食べるの大好きです。

 

そして食後はフリスビー。

最近外に遊びに行くときはいつも持ち歩いているお気に入り。

フニャフニャしてるから子どもでも大丈夫。

 

それをマダムと遊んでたら小学校1年生か2年生くらいの男の子が近づいてきて「やっていぃ?」って聞いてきた。

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「おー!やろう!やろう!」

って一緒に昼休み中遊んだ。

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この、やっていぃ?大好き。

大人になるとなかなか言えなくなるんですよね。

断られるんじゃないか?とか考えますよね。

そんな事は考えないで

 

ボクもいつでも言えるような大人でありたいです!

 

うちの子どもの話なんですけど、(あくまでうちの子どもです。)やっぱり今時なんでユーチューブで子どもたちがおもちゃで遊んでる動画や誰かがゲームする動画見るんです。

それがいいか悪いかはわからないんですけどね、、、、

今テレビの中で簡単なゲームとかできるじゃないですか?

その中にオセロとかあるんですけど、すぐにパパやって!とかママやって!って言う癖がついてたんです。

負けていいやん!自分でやりぃって言うようにしてたら最初はコンピュータにボロ負けしてたけど、ちょっとやったら勝ってました。こんなもんですよね?

 

余談ですが、ゲームをするのはいいか悪いかはボクはわかんないけどゲームって負ける事のハードルが凄く低くて何回でもやり直せるから、失敗してやり直す習慣がつくならいいのかな?って思って以前ゲーム機買ってみた。

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なにも知らずに買ったミニファミコンが限定のジャンプバージョンでうちの女子たちは全く触ってません笑。

これを伝えるためだけの余談でした。

 

 

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ボクもボクでどんどん試作して気に入らない部分があったらやり直しながらお菓子作ってます。まず始めるのが大事かな?って思います。

作りたいなと思ってなかなかやってなかったお菓子がたくさんあって

新しいケーキ2個も今日は作りました!

どっちもやり直しながらです。

でも、、まだまだ行きます!

 

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吉田さんに気に入ってもらえたみたいだけど

変な名前つけないでね!笑

 

 

 

京都で優しすぎるお菓子に出会った話。

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今日はお休みだったので京都へ。

マダムが京都が大好きなのです。

 

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京都に行ったら行ってみたかった

フランス発のパティスリーメゾンジュヴォー。

こういう海外のお店ってなかなかクオリティ保つの難しいイメージあるんですけど、すごくしっかりブランドを守られてました。

中には日本のマーケットに合わせたのかな?って商品もあるにはありました。

 

それからランチしてそのあとマダムが行ってみたかった雑貨屋さんに向かう途中車を運転してて遠くに気になるものが見えました。

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道路からだとこんな感じです。

左奥。ケーキ屋さんっぽいなと思って名前を見たら名前が「リンデンバウム」と書いてました。

 

ん、リンデンバウム?絶対聞いたことある名前だな。でもたしか東北のほうのお店だったような、、支店かな?

行ってみよ!って近くの駐車場に停めて行ってみた。

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こんな感じ。

あっ、マダムの服はメキシコのブランドでチャリータっていうところのらしいです。

これを着てる時はチャリータさんって呼んでます。あ、すいません笑。

 

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お店の中はこんな感じで、1組入ったらもうお客さん入らないくらい。

 

中には優しそうなマダムと、こだわり気質そうなシェフが同じくらいの年代のお客さんと楽しそうに話してました。

 

「うちは年寄り夫婦でやってるんでクッキーとお菓子の3種類しかないお店なんですよー」

ってマダムが教えてくれた。

 

たしかに種類は少ないんだけど、このクッキー絶対に美味しい、間違いない!って思った。

 

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買ったクッキー。

すっごい美味しかったー!

 

クッキーというよりもはやガトーショコラっていうくらいチョコレート濃厚で、少ししっとりしてて。もう参りました。って感じの完成度。

 

後で調べたらこのクッキー大変有名だそうです。

 

 

話を聞いてて思わず、「すいません、、オレ菓子屋なんですけどリンデンバウムさんってたしか、、東北のお店ですよね?京都にだされたんですか?」って聞いた。

 

「あら!そうなんですね! 私たちは仙台でお店ずっとやってたんだけど、あっちのお店閉めて京都に引っ越してきたんですよ!」

と教えてくれた。

 

東北の地震で、一度お店閉めてそれから近くに移転したらしいんだけど、京都が大好きでどうしても京都に住みたかったそうで、いつまでもできるわけじゃないから引っ越しを決意したそう。

 

今こっちに来て2年くらいらしいです。初めて知りました。

ボクの文章ではとても表現できないけどマダムとシェフの喋り方がとても優しくて暖かくてどんどん引き込まれた。

最後にマダムが頑張りましょうね!って言ってくれた。

お写真撮らせてもらったけど恥ずかしいからSNSにはあげないでくださいね笑。

って仰られてたのであげないです。

 

 

お店を出てからチャリータさん(マダム)も私もあんな風になりたい!ってずっと言ってた。

 

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車の中で食べたマスカルポーネのブリュレ。

プリンみたいな感じと思ってたら そこにスポンジ生地とグレープフルーツが入っててこれホントに美味しかった!

 

時々大先輩たちのお菓子食べるとひっくり返ってもこんなお菓子作れないって思う時ある。 

千葉のタマミィーユさんとかもそう。

 

ボクらの世代はありがたくもレシピに困らなくて沢山の本やインターネットからいろんなシェフのお菓子を作ることができる。

よくも悪くも似てる気がする。

 

 

ボクもまだまだお店やってて不安いっぱいあってこんな風にずっと長い事ケーキ屋さんやってきて、ご夫婦仲良くされてる人たち見るとなんだか泣きそうになってしまう。自分もこんな風になれるまで走り続けたい。

 

頑張ろ!って思いました!

ありがとうございます!

 

 

京都市中京区のリンデンバウムさんでした!

是非行ってみてほしいです!

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ちょっと奥にありますので!

 

 

 

沢山の新しいお菓子を作ることができてとてもありがたい気持ち。

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最近は1週間の中で何個も新しいお菓子を試作する事ができています。

 

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これは間違いなくうちの皆のおかげです。

通常のメニューをほぼ皆だけでササッと終わらせてくれます。

なのでボクは心置きなく新しいお菓子を作らせてもらっています。

 

以前はですね、、、なかなか仕事が終わらないとボクも皆と一緒に仕事を終わらせる事をしていたのでなかなか商品開発が思うようにできませんでした。

 

でも今はかなりできる時間があるので、俺は解き放たれた野獣だな。とか心の中で思ってます。口には出しませんけど笑。

 

 

ライク ア ビースト 届けるぜ ラブ と ピースを。

 

みたいなラップを心の中で歌ったりしています。 皆にはナイショですよ🤫

 

とにかく今すごく楽しいです。お店もお菓子で色鮮やかにしていきたい。

でも少し思い出したことがある。

 

うちもですね、、、実は何年か前までは人手不足に困ってました。

いや、今思えばそうなって当たり前でした。

専門学校を卒業して入ってくる人、ボクがリビエールに入る前からいてくれた人。 沢山の人が辞めていきました。

ボクが今よりもっと、、なんだろ、、、不完全なのに完全に見せようとしてたのかな、、

 

大した人間でもないのに、シェフだからそう見せないといけない。舐められたくない。みたいな感覚で偉そうにしてました。はい、すいません。

 

そんなんなんで沢山の人が離れました。

言うのも恥ずかしいですけど、、。

 

それで人が居なくなってから気づいたんですね。 自分の間違いに。

 

それから社員ともっと話そう。ダメな自分を隠そうとするのをやめよう。 とか。

SNS始めたのもそのころですね。

Twitterはもう少し後です。

 

社員と一対一でご飯行ったりするようになりました。

不安でいろんなことしてたんです。

 

でも、今は周りに厳しく教えてくださるかたがたがいてくれたりするおかげで少しずつ人間関係も良くなっていると思います。いや、個人的にはけっこう良いと思ってます。

 

ただ最近社員の皆と一対一でゴハン行ったりしてないな。少しうまく行くようになったらそういう事しないようじゃダメだな、オレ。

って近頃うすうす思ってました。

あいつは何が好きかなー。とか考えてお店予約したりして一緒に車乗ってゴハン食べにいこ。って思いました。

 

いやそんなん行きたくないだろ。って思いました?

ボクもそうかもな、、とかは思いますけどね笑

喜んでもらえるような上司でありたいですね。

 

 

 

 

 

リビエールがなぜスタージュ(一日研修)をするのか。

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なんてステキな笑顔。

 

今日はなんとなんと四国の徳島から現在プロとして働いている田村さんがスタージュ(一日研修)に来ました。

 

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ずっとニコニコしてました。

 

なんで徳島からわざわざ来ようと思ったの?

って聞くと、「他のお店でやってる仕事を勉強したかったから」って答えてくれました。

ボクはそういう人大好きです。

 

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スタージュに来た人といつもロクパのカレー食べに行きます。

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仕事が早く終わったのでソールナイフ(←って呼ぶのは最近知りました笑)を使ったチョコレートの細工のやり方も教えました。

 

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とっても楽しそうでした。

 

ボク自身このテクニックをやってみたい!って思った時周りにできる人がいなかったので本とにらめっこして指をいっぱいナイフで切りながら若い時やりかたを模索しました。

 

最近はあまり使わないテクニックなのでやり方だけ教えてあげます。習得しようと思うと練習も必要だし、ソールナイフというナイフ(サーモンとかを切るナイフみたいです)も必要なんでたぶん買わないといけない。 

ので、ここから先は彼女次第です。

 

少し勇気を出して動いた人には何か持って帰ってもらいたいんですね。

動くと失敗してしまったり人に迷惑かけちゃったりする事もあるけどそれでも動くほうがトータルではプラスだと思うんです。

 

 

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最後まで笑顔で帰って行きました。

 

 

そんなスタージュをなぜリビエールはやっているのか。

 

やる気のある人と会うのが楽しい。

も、あるし、

正直、求人的な要素も含んでいます。

 

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横顔なんだけど井上さん。

彼女は去年違うお店で働いていて、自らスタージュに来て今週からうちで働いています。

 

一緒に一日過ごして、とても真面目な性格や仕事ぶりが印象に残っていました。

 

もうすぐ退職する意思があると聞いていたので、、、少し勇気を出してうちにこない?ってメールしました。

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↑そのときの。デートに誘う学生かよって改めて見て思いました笑。

 

その時井上さんすごく喜んでくれたんです。

 

誓いますが、誰にでもそういうことはもちろん言いません。 そもそもそういう目的自体低いです。

 

うちも大きな会社ではないのでそんなに沢山の人は雇えないんです。

でもできるなら一緒に働くなら、気の合う人と働きたいです。

今スタージュや働きたいと言ってきてくれる人のほとんどは普段からtwitterなんかでボクを見てくれている人がほとんどなので知ってくれている人が来てくれるんですね。

だからSNSと別人にならないように心がけたい。

 

今日何気ない会話の中で井上さんが、ボクのブログ毎日読んでますよ!って言ってくれた。

めちゃ嬉しかった。ありがとう。

 

なんだよ。って思われるかもしれないけど、井上さんはボクの事がスキだからうちに来てくれたんだと思う。思ってる。

だからボクも井上さんの事をスキでありたい。

皆のことも。

 

こういう事言うと、自意識過剰かよって言われるじゃないか?とか考えちゃうけど、こう思えるのは実はリーダーとしてはすごく大事な事なんじゃないか?って最近思う。

 

うまく言えないんだけどね、頑張って自分の事を好きになるようにする。 自分が好きじゃないと、自信持てない。 自分が自分の事ダイスキだからこの人も自分の事スキだろう!って思えると、目の前の人の事もすごく大切にできるんじゃないか?って。

 

自分の事スキじゃないと、目の前の人の事も信じられなくなって離れていく、裏切られると見てしまうんじゃないかな。そうすると、人との接し方も悪くなってしまうような気がする。

 

かく言うボクも自分に自信まだちゃんと持ててない。 

だから不安になる事もしょっちゅうある。嫌われてるんじゃないか?とかも。

そう思う時目の前の人がまっすぐ見れなくなる。

 

でも今はうちに来ようと思った人はボクの事がきっとスキなんだから自分も自分の事をスキだと思おう! って考えるようにしてる。

勘違いでもいいじゃんね。

それで目の前の人をもっと豊かにしたい!って。

 

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妻に対しても同じような気がします。

 

えーーと、、すいません伝えれてますか?

文章にうまくできなくて、、、。

 

そんな人と出会えるキッカケになると思ってるから研修を受け入れてます!

 

でもね、、断る事もあります。

たとえば、、、SNS上が働いてる職場や上司の不満に溢れてる人。 気持ちはわかるけど、○ねとか書くのはよくないです。

 あとは、、、話しかけ方がちょっとうーんって思う人とかかも。ほかにもあるかもです。

顔見えないからこそそこは気つかったほうがいいと思います。

 

うちも会社内に人を入れるのはもちろんリスクもあるので誰でもとはいきません。

 

これからもいろんな人との出会いが楽しみだし、ボクもまだまだ彼らのように動いていきたいです!ボクにとってひとつの動くはSNSでもあり、スタージュを受け入れることでもあるわけです。

 

 

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最後に。こんなうれしいメッセージをスタージュに来ただいたいの人がくれます。

こちらこそありがとう!

 

 

↓リビエールのネットストアです。よかったらお願いします!

 

https://riviere.stores.jp/

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シュークリーム変えます!

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今毎日試作しててシュークリーム変えようと思っています。

 

生地の上にちょっと工夫して食べた時に食感がザクザク!するようなシュークリームにしようと思っています。

 

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これがもともとやっているシュークリームです。

というよりも、、、父がずっとやってきたやつなので、たぶんボクよりも年上です笑。

 

頑固職人の父のこだわりは皮を薄く薄く焼き上げることで、形も綺麗に丸くすることです。

皮が薄く焼けているのでクリームを詰めて時間が経つと、クリームと皮が馴染んで柔らかい食感になっていきます。

 

それがいいか悪いかではなくて、、ボクがなぜ変えようと思ったか、、は

コンビニではできない事をやらないといけないと思ったからです。

コンビニで売ってる袋に入ってるシュークリーム。あれおいしいんですよね。 

 

父がお店を切り盛りしていたころにはまだコンビニでお菓子を買うという習慣はなかったと思います。

 

もしボクもお菓子を買う側ならシュークリーム一個ならコンビニで済ませるかなぁ。

 

よくお菓子屋さんと話してても今厳しいのはコンビニの影響という話にもよくなります。(ボクはあんまり関係ないとおもってるんですけどね。)

 

だからここで作ってるからこそ食べてもらえるお菓子にしないとな。と変えようと決めました。

 

変な話なんですけど、、イメージは唐揚げです。

道端の唐揚げ屋さんで美味しいと言われてるお店は注文入ってから揚げるお店が多い。

シュークリームは注文入ってから焼く事はできないので、せっかくのザクザクの食感をしっかり楽しんでもらえるように注文が入ってからクリーム詰める事にしようかな?

ま、そのやり方はさほど珍しくないんですけどね。

新しく珍しい事っていうかより美味しいと思ってもらえる事を、、、って感じです。

 

でも少し憂鬱です。もっと若い時はとにかく自分のやりたいように変えたい!ってなんにでもイライラしてたのに、今は父がずっと守ってきたものを変える事に少し罪悪感のようなものがある。

寂しいんじゃないかなぁとか。

 

変えると前のはもうないの?前のが好きだった!って言われる事もたぶんある。

 

でもより多くのお客さんが喜んでくれるのは?って想像してみると今自分が作ろうとしてるシュークリームな気がする。

 

その感覚を信じて変えてみようと思う。

 

あ、余談ですが、今シュークリームを作るケーキ屋さん少しずつ減ってるように感じます。

 

辞めた人は割に合わないって言ってました。

ボクもそう思う。

昔はよく100円とかで売られてたけど、あれはきっと、、たい焼きとか回転焼きに対抗する意味があったんじゃないかな?

でもそのくらいの値段だとシュークリーム単体では利益でにくいんですよね。(それを集客商品として捉えてやってるお店もあります。)

 

いまリビエールも160円なんですけど、それだと単体での利益全然ありません。

ボクもシュークリームやめようかなって悩んだ。でも自分のお店はシュークリーム売ってるケーキ屋でありたい。あと、マダムシュークリームすごい好きなんです。どうせならボクが作ったやつ食べてほしいです笑。

 

すいません、今度新しくなったら値段はあげさせてもらいます。

それでも納得してもらえる美味しいモノにできると確信しています。

是非お試しいただきたいです。

 

 

 

 

今日からメンバーが一人増えました!

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そうなんです。今日から1人メンバーが増えました。 井上さんです。

 

井上さんは経験者で5年ほど他のお店で働いていました。

 写真はその時のものなんです。

彼女は働きながら自らボクにメッセージを送ってきてくれてお休みの日を使ってうちに研修に来てくれました。

 

その時一緒に仕事をしながら少し人見知りはあるんですけど(それはボクもなんだけど笑)とても真面目な性格ですごく印象が良かったのを覚えてます。

 

その研修をキッカケに今日からうちで働いてくれる事になりました。

これからよろしくです。

 

今少し人数が多いのですが、この後うちをもうすぐ卒業する人が控えているのを見越しての増員です。

 

よくいろんなケーキ屋さんから相談されます。人不足で困っていると。

ボクもこの先もしかしたら困るかもしれないんですが、そういう時思う事があります。

 

でもケーキ屋さんってそもそもそんなに人雇えるのかな?って。

 

何も考えずにお菓子ばっかり作ってた修行時代から今は経営に関わるようになり、ケーキ屋さんってなかなか普通にやってると利益出にくいんだなぁって痛感している毎日です。

 

たしかに作りたいケーキはいっぱいあるので

全部やろうと思うと沢山スタッフ必要かもしれません。

でもそれだけ沢山スタッフを抱え、人件費がかさみ、その結果労働条件が悪ければ果たしてそれでいいのだろうか?と考えるようになりました。

メンバーをただ単に人員と考えると人数は沢山必要かもしれないんですけど

ボクは関わる人間にはできるだけの事はしたいし、豊かな人生を過ごしてほしい。

そのためにも会社は利益を出さなければいけない。

だからこそ必要以上の人数を採用するわけにもいきません。

ボク自身はお菓子を作る事ももちろん大事だけど沢山の人に買ってもらうためにも知ってもらう事もしなくちゃいけない。

 

お菓子を作る事も楽しみながら、 「売る」って事も一緒に楽しめるようなチームになっていければいいな。 それで皆の生活あげていきたい。

 

まぁそんなわけで来年度はそんなに採用できません。たぶん、、、1人だけだと思います。

 

でも実はこの人に来てもらいたいなーって人はいます。

どうなるかはわかりません。その人が決める事なので。密かに楽しみにしています。

 

ヘルプから帰ってきましたー!

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武庫之荘帰ってきました。

ほんと行ってよかった。

 

ボクら菓子屋の業界では誰かがお店をオープンするときにお客さんが集中したら十分な準備期間がなかったりで繋がってる人が手伝いに行ったりする習慣があります。

 

一応今回もヘルプという名目ではあったんですけどボクの目的は勉強でした。

 

自分が注目してる菓子屋の人がどういう考えでお菓子組み立ててるのか?とかなぜこのお菓子にこの生地を選ぶのか?とか聞いてみたい事がいっぱいだったんだけど、実際一回も会ったことないのにズカズカ聞くのは気がひけるので、何かお役に立つことをして教えてもらえたらいいな。と企んでいたわけです。

 

ボクはこれ大事だと思ってて相手に何かを求める前にまず自分が相手のお役に立つことをする。喜んでもらう。 困ってる事を助ける。

 

もちろん、してやったからとか考えちゃダメです。 あの、、、すいません、、ちょっと聴きたいんですけど、、、みたいな感じです。

 

最近思うんですけどこれって商売も一緒ですよね?まずお客さんに喜んでもらう。 それをとことん考える事。 それからですよね。 ボクもまだまだわかってないですけどね。

 

 

話はそれましたけど、ボクはもっとお菓子の勉強したいです。

知らない事はどんどん聞いてでもたくさん知りたい。知ってるふりとかしたくない。

 

ボクは超一流ではないので、スタッフの皆に超一流の仕事を教える事はできません。

 

でもわからない事を学び続ける姿勢を見せたいとおもっています。

 

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そういえば今日の朝、このタルトを仕上げる時にどんな風に仕上げればいいですか?って聞くと西さんのセンスでやってください!って言われました。

えぇーーー、、、って一瞬だけ思って

ヨシっ!と気合いいれて飾りました。

 

この仕上げがいいかどうかはさておき、ボクはこのタルトを仕上げる時、彼のお菓子のスタイルや彼の師匠のお菓子の雰囲気をイメージしながら仕上げました。

いつも本で見ていたので。

ボクは天性のセンスとかは全く持ってません。

 

だからボクがお菓子の飾りなんかを考えるのは今まで読んだ膨大なお菓子の本や実際に見たお菓子の記憶に寄りかかって考えます。

ボクはそれを自分のセンスだと考えてます。

 

だから簡単に、自分センスないから。っていう人は嫌いです。 言い方悪いですね、すいません。

 

刺激も沢山もらったし、実際いろんな事教えてもらって、他のお店を見たからこそ、自分の会社のいいところも沢山気がついた。

 

また明日から仕事するのが楽しみだな!

あぁー!疲れた!寝ます!笑