リビエールの皆へ大事な話。
今日インスタでセバスチャンゴダールさんからフォローされました。
マジでビックリして思わず叫んだ。
ながちゃんはその声にびっくりしてたもん笑。
ほら!笑
え、セバスチャンゴダールさん知らない?
知らないか、、、そうか、、残念。
知ってたほうが楽しいよ。
まぁいいや。
今日は朝からまず銀行へ。連休でずっと行けなかったからね。
その後は労務士さんとミーティング。
そのあとは北口店に顔だして、
昼休憩。
昼から運送会社さん行って、
帰ってきたら次の缶の話のミーティング。
その後カキ氷の写真どり。
それから今修行中の飴。
ちょっとうまくなりました笑
それでお店閉めて帰宅。
ボクの今日の一日はこんな感じでした。
つまり、、、皆とお菓子の仕込みを全くしてないんですね。
以前ほほぼ一日中皆と仕込みしてたと思います。
たぶん、、、。
やいやい言いながら、、笑。
でも最近は意図的にしないようにしています。
誤解してほしくないんですけど、、ボクはお菓子の仕込み大好きです。一番楽しいです。
でもね、、お菓子の仕込みを皆と一緒にやってるとその場合の目的っていうのは、仕事を早く終わらす事になるんです。
それはとても大事。早く終わらして、夕方さっさと帰る。
でもボクが毎日皆とそれをやって日々が過ぎていってもそれじゃ会社も皆も前に進まないと思うんです。
ボクの役割は仕事を早く終わらす事ではなく、今会社や自分がやらないといけないと思う事を考え、選択して、どんどんやっていく事なんじゃないか?って思うんですよ。
前はそれよりも皆と仕事して早く終わらせる事を一緒にやってました。
でもそれはもう皆に任せて大丈夫だと思っている。
もちろんそれで会社が傾いたら自分の責任ですけどね。
だから今日なんかで言えば、カキ氷の写真撮れたのはデカイ。
なかなか写真撮れないと、お店に出すのがズルズル遅くなったりする。
でも今日はできた。
皆のおかげだし、マダムのおかげ。
こんな事はちっぽけな事だけどさ、会社や、皆の暮らしを前に進めるための仕事をしていきたい。って思ってるんだよね。
だからそこわかっててくれるとありがたいです。
さっきも言ったけど自分の責任なんでバランス見ながらやっていきますね。
自分も20歳くらいの時に、なんでシェフは皆と一緒に仕事しないんだろ?とか思ってたけど、なんて事はなく自分も同じようになっていってる。それが正しいのかわかんなくなったりもするけど、まぁやってみます。
なんて言うかさ、皆にも、、特に上のメンバーにはそういう部分に片足、、つま先チョンでも足突っ込んできてもらいたいな!って思ってます。
俺たちはケーキを作るだけじゃなくて、それを通してお客さんや関わる人間が豊かになれるような商売を目指していきたい。それにはただケーキ作ってるだけだと難しいと思うんだよね。
なんかさ、、技術の習得だけを目的にしてほしくやいなって思う。いつも言うけどそれは本当に大事。
でもそれをうまくつかって何をするか?だと思う。
時に苦労して得た技術が邪魔になる事もある。
やっぱり技術は1つの手段だと思うんです。
広くみて考えていけるようになってほしい。
一緒に楽しめたら嬉しい。
あっ
5月の14日 東京に仕事で行くんでその時ポップアップストアさせてもらってきますー!よろしくね!笑
母の日のプレゼントにラングドシャをオススメさせてもらった話。
母の日にリビエールのラングドシャはいかがですか?
今日お昼すぎにこうツイートさせてもらいました。
朝ふと思った。ラングドシャは母の日にもしかしたら喜んでもらえるギフトになるのかもしれないな。
うちは商品の撮影もマダムがやってるので子供が預けられず出勤できないマダムと昼休みに公園でイメージ写真を撮影。
そしてその横では、、、
ひまり、、、笑。
これぞ菓子屋の家族(笑)。
そしてできた写真を使ってツイートしました。
その後有難い事に沢山の方にリツイートしてもらい、結果的には沢山のご注文を今いただいています。
本当にありがとうございます。
お客様やマダムへの感謝とともに、少しだけ自分を褒めたい。
あの時、あのツイートをしたのが大きいと思うんです。
もしかしたら、しなくても注文は入ったのかもしれない。でも間違いなくこんなに沢山は入らない。
自分で言うのもなんなんですが、、リビエールのラングドシャはとてもいい商品だと思っています。
缶可愛いし、父から受け継いだ歴史もある。味も美味しい、、、と思う。
でもそれ以上に強く思う事がある。
大事なのはそこからなんだと。
良いものができたとして、そこで満足じゃ話にならない。沢山の人に届ける努力をしなければいけない。
じゃあ毎日毎日SNSで買って!買って!って書けばいいのか?もちろんそんな訳はなく、、、。
そこのバランスは自分で測るしかない。
間違う事もある。
だけどそんな事は親から、学校の先生から、修行時代の先輩、シェフからは教えてもらえなかった。
つまり自分で考えながら実行するしかないですよね。
ボクら職人はそこが苦手な人が多い。ボクもまだまだわからない。お菓子作りは沢山のルールがある。
卵白に砂糖を入れてメレンゲを作るけど、その中に油が少しで入るとメレンゲは泡立たない。だから器具は必ずキレイなモノを使いなさい。と教わる。
そんな風にお菓子づくりはここをこうしないとダメって言う部分が多い。それを守る事が大切です。
だからか、、ルールの外を考える事が苦手な人が多いような気もする。
それがいいか悪いかではなく。
ボクは覚悟を決めて自分で考えて「たくさんの人に買ってもらう」って事を考えるのが大事だと思うんです。
お菓子を作る技術はそのための手段の1つで、それは全てではない。
うちの若い社員に良く言う事で、菓子屋で働いて時間が過ぎて行く イコール 目標が近づいているではない。
目標には自分で近づいて行くしかないんじゃないか。って。
それは場合によっては時間が要らないこともある。
現に今年に入ってから21歳で独立してるパティシエールに2人も会った。
一番大事なのは覚悟なんじゃないか?って。
つまりただ単にお店に並べて買ってもらうのを待って、すぐに売れなくなった。とか言うんじゃなく、今このタイミングならもしかして欲しい人いるんじゃないか?とかを考えることも大切ってことですよね。
話はそれましたが、、ボクはリビエールのいいモノだと思うラングドシャを通して沢山の人に喜んでもらうには?と考えて行動していきます!って話でした。
もちろん母の日に一番大事なのはお母さんへの感謝の気持ちですけどね!
って訳でリビエールのラングドシャを母の日にお母様へのプレゼントにいかがですか?(笑)
クッキー缶を作る理由の話。
今作成中のクッキー缶第2弾。
ラングドシャの缶と違って今度は何種類かのクッキーを入れる予定で今試作中です。
タイトルのなぜクッキー缶を作るのか、、、ですが、、
ズバリ、、、、
儲けるためです。
もう一回言いましょうか?
儲けるためです笑。
はい、すいません。
って言っても半分冗談で、半分本気です。
ちょっと話がグィーーーンと飛びます!すいません!
ボクがケーキ屋になったのは間違いなく父がケーキ屋だったからです。もともと特に興味もありませんでした。やる事ないならやれってくらいのもんでした。 専門学校に行かせてもらって最初は全然お菓子に興味なかったんだけど、毎日学校行ってる間になんとなくわかりました。この世界(製菓学校)でお菓子に興味ないやつはダサい。 と、、、。それだと彼女ができない、、、、、と。
そこからはお菓子の本を読むようになり、気になるケーキ屋さんにはあっちこっち行くようになりました。 久しぶりに会った父もその時は感心してました笑。
そんな感じでだんだんケーキ屋熱に火がついてきて、働き出してだんだんと一つの気持ちが芽生え出しました。
有名になりたい。
そのためにはコンテストやらないとダメ。フランス行かないとダメ。みたいに思って、その頃は結構遅くまで働きながら練習したり、フランス語勉強したりしてました。 あの頃1番ムチャしてた気がします。
まぁそっからフランス行ったり、コンテストやったりして日本帰ってきて実家であるリビエールのシェフになりました。
でも最初は気分的には修行してたころと全然変わりません。
実家の経営的な部分にも全く無関心でした。
とにかく頑張ればいいんだろ?みたいな。
何年かした頃からかボクらの周りが変わり始めたのを感じました。ぼくら菓子屋の長時間労働がものすごく批判されました。もちろん決まりであるので当然の事なんですけど、ボク(多分当時のパティシエは皆)は恥ずかしながらそういう法律の事は全く知りませんでした。
上の人たちにも言われてたし、自分たちもそう思ってたけど、若い時は時間なんか気にしちゃいい職人になれないぞ!みたいな感じです。
それを何も疑問にも思ってなかったんです。
当たり前だと思ってた。
そんな感じだったので、働き方改革!みたいになった時最初は全然ついていけてなかったです。
ついていけてなかった証にその当時入社した人たちは皆すぐ辞めました。
今思えば申し訳なかった。
ネットひらけば叩かれてるし、うまく言えないけどすっかり自信無くしちゃって全部自分が悪いみたいに思って仕事も全然楽しくなかった。
どうしていいかわからなかった。
でもやっぱり逃げれないから色々と考える訳です。
ボクらの業界ではよく言われる事だけど、ケーキって利益率が悪いんです。ショートケーキとかモンブランみたいな。
原価が高くて、ロス出やすい。そして日本の場合値段が安いお店が多い。
でも焼き菓子は比較的利益率が高い。
なので、焼き菓子にもう一回力を入れて、缶を作ろうって思ったのが始まりです。
なんて言うか、、短い時間の中でキチンと利益を出すためにもここから色んなところに送ることができる商品を作る事も大事かな?とか。
その時マダムが最初に書いた絵がこれ。懐かしい。
だいぶ省略したけどこんな感じです。
おかげさまで、ラングドシャは多くのお客様に喜んでもらえて、また次に作る缶でも喜んでもらえるようにしっかりやりたいです。
缶がかわいいからって中身はなんでもいいだろ。のんてこれっぽっちも思ってないです。本気です!
あ、そう言えば儲けるためとか言いましたけど、
自分自身個人の菓子屋でお金持ちー!みたいになれるとは思ってなくて、関わる社員たちに豊かな生活をしてもらえるようなお給料や日々の時間を与えたいな。ってそれでけっこう充分で。いいかっこ言うようなんですけど笑
でも最近、ホントに最近なんですけど、思うのは親に喜んでもらいたいなー。って思ってます。
さっき書いたみたいに苦しんでたころはダサいけどよく親と喧嘩しました。 ってか親のせいにしたりしてました。 やるって決めたのは自分なのにね。
ボクが仕事を楽しんで前向きにやって関わってる人にちゃんとしてこそ恩返しかなぁとか。
大好きだったマダムのお母さんが今年の2月に天国に行ったんですけどね、、今更どうにもならないんだけど、お母さんに仕事楽しい!って言えてなかった。 ツライ、、みたいな事を言ってた気がする。
お母さんには関係ない事かもしれないけど、仕事楽しい!って言ってたかったな。って後悔してるんです。
お母さんは事あるごとにタケちゃんすごいね!頑張ってるね!っていつも言ってくれたので、、。
ん、、関係ない事ばっか言ってるかな?
とにかく!沢山の人に喜んでもらえるようなクッキーを作って社員や家族を豊かにできるように頑張るぞ!って想いで今やってます!
今店に一人でいるんですけど、
そろそろ家帰ります!おつかれさまでした!
最後にすいません、、こちらでラングドシャ購入していただけます!よかったらお願いしまっす!
https://riviere.stores.jp/items/5c83c6b5f8627018870df40c
ベルランゴの話2
こんにちは!GWいかがお過ごしですか?
うちは毎日お店開けててだいたいいつもの土日くらいの売り上げが続いてますね。
ただこの連休の後はやっぱりヒマになるのかな?
ボクは今日休みなんですが、子供たちは今イケアの子供が遊ぶところで遊ばせてもらっててマダムは家具を見てる。ボクはこれ書いてる。仕事が好きだなぁ笑。
こないだ書いたベルランゴという飴の話の続きです。
この飴はビンに入れて販売しようと思ってます。
けっこうな種類を並べるつもりです。
イメージは神戸のアンティークのボタン屋さんからもらいました。
こんなやつ。
でもこれ発売してもそんなには売れないと思ってます。
じゃあなんで売るんだよ!って話ですよね笑。
それは他の種類のお菓子を売るためですね。
なにかと言うともちろんこれ、ラングドシャ。
準備中のクッキー缶もそう。
このお菓子を売っているお店としての世界観を作るために並べる事が必要だと思うのでやるんです。
うまく伝えられないけど、、
今の時代なんでもネットで買えるようになり
お店という場所はモノを売っているだけでは役割が不十分だと感じます。
そこにはお店の人の世界観が溢れていて
その世界観に共感してくれる人たちが行きたい!
って思うような場所でなければいけないんじゃないか。
ボクはいろいろ偶然が重なり、もともとネコ好きでもなかったのに(今はすっかり好きになりました笑)ネコのラングドシャ缶を発売する事になり、本当にたくさんのお客様に短い期間で喜んでもらえてもっと喜んでもらうには?って考えた時にこのお菓子にふさわしいお店にする事だ。と思った。
商品もそうなんですが、、、、
今年の秋にお店をリニューアルします!
はい。
さらっと言ってますけどけっこう重大発言です笑。
今はここに絶対頼みたい。っていう会社に話をしてる段階です。
本当はリニューアルします!とか言う段階ではないと思います。
でも絶対にするために何がいいかってやっぱ言っちゃう事ですよね。
まぁそんなに沢山の人が読んでるわけでもないですしね。
本当は違う場所にお店を作ったほうがてっとり早いかな?とも思っていたこともあるんです、、。
実際人に相談したりもしました。
でも、、やっぱりもともとあるお店をまず手をつける事をやろうと思いました。
出店はそれ以降だなって考え直しました。
まだほんとに最初の段階なんで完成イメージとかもデザイナーさんからも何ももらってませんし、正式に契約もしてないんですけど、そのお店は多分今より不便なお店になりそうです。
まず、駐車場が減ります。
駐車場を減らして、緑を植えようと思ってます。
あとは、、、お店ちっちゃくなります。
さらさらっとすいません笑。
今のお店はボクには大きくてなかなかボクには世界観を作りきれないんですね。
もっとちっちゃくてギュッとした、、かわいさを詰め込んだようなお店にしたい。
ここまでデザイナーさんと共有してます。
またなんか見せれるようになったら見せますね。
まぁお金もかかるんでうちにとっては大きな話なんですけど、この先自分がリビエールで仕事していく上で自分が納得できる場所で仕事する事は絶対に必要だと思います。
今のお店を設立する話が父から出た時、ボクはまだフランスにいました。それまでテナントでやってたお店を土地買って店建てようと思うんだけど、って父から電話で聞いて、へーいいんじゃない?みたいな感じでよく考えずに答えて始まった今のお店。
ここでやり始めて今、丸8年。
もっと良くしたい、、けどどうしていいかわからない。みたいな感じでずっとやってきました。
これはもうリニューアルが一番いいんだろうなと思いました。
あとね、うちもアルバイトさん達の人手に困る事はよくあってこの連休もそうです。
そこの部分でも、このお店が好き!ここで働きたい!って思ってもらえる人が来るようなお店つくる事だよなって感じです。
あっち行ったりこっち行ったりしましたけど、そのお店にはこんなお菓子があったらもっと素敵だよな。って気持ちで今は商品開発しています。
今お菓子屋さんでこれが売れてるから、、。とかではないんです。やっとベルランゴの話になった。
連休明けにまたデザイナーさんとミーティングするんでマジでワクワクしてます。
いや、絶対可愛くなりますよ!楽しみにしてください!ってか一緒に楽しみましょう!
ベルランゴ(飴)の話。
昨日から突然Twitterにあげ出した飴。
今年の1月にフランスの機械メーカーにメールを送り、その時は「今は売り切れてるからまた作ったらメールするよ!」と言われ、フランスだし連絡来なそうだなぁと思ってたらやっぱりなかなか来なく(笑)。
また自分からメールして(←フランスで何かする時これ、すごく大事です。)送ってもらえる事になったものの銀行の送金とかが昔よりすごくやりにくくなってて(テロの影響らしい、、)paypayみたいなの使っててくれたら楽なのになぁとか思いつつも、やっと昨日届き、早速昨日やってみた。
届いて箱を開ける時のボクは隣で見てるマダム曰く、おもちゃを開ける子供みたいらしい(笑)。
とは言ってもボク飴ってほとんど触ったことありません。コンクールもチョコしかやってないのでホントに経験ない。
でもね、
前に阪急百貨店でベルランゴの実演があったので休みの日に見に行ってがっつり真ん前で見てました。
絶対にやるつもりで見てました。
それで昨日初めてやってみたのがこれ。
紅茶の飴。
やってみるとムズーー!!って思った。
でも、一回やるともっとこうしたらいいんかな?とか考えることができる。
それで今日は一気に4種類もやってみた。
いちご写真撮り忘れた笑。
伝わらないかもしれないけど、どんどん上手くなってる気がする。
だからなんだって一回目をえいや!ってやる事大事ですよね。
ボクの話なんですけど、、、ボク本当に不器用でどうしようもなくて、、、
子供の時も、友達が出来ることも自分は失敗して、なんかやる時うまくできないんじゃないかな?っていつも思ってました。
お菓子の仕事始めた時も、、、不器用で習得するのに時間かかるかな?とかおもって中々手を出さなかったり。 ただ止まってたんですね。
転機はね、
初めてフランスでコンクール出したときです。
だす!って決めて出場登録したら期限が決まり、そっから練習しまくりで、毎日2時間くらいしか寝てませんでした。
その時頭の中には、オレ不器用だから負けてもしょうがないよな。なんて全くおもってません。勝ちたい。しかない。
結果は2位でした。 作品見たときは勝ったと思ってたので正直ショックでした。
表彰式でめちゃくちゃ泣きました。
表彰式でなんかキレイなフランス人の女性が受賞者にメダルをかける時にビズ(ほっぺとほっぺくっつけるフランスの挨拶)してくれたんですけど、ボクにはふれませんでした笑。
そりゃもう悔しかったです。オレ不器用だししょうがないよな。なんてその時は全く思ってないです。
今思えば、不器用だから、、、とかは、ないんだな。って思います。
失敗する自分、うまくできない自分を見られるのが嫌なだけだったんだな、きっと。
だからまずエイヤ!って気持ち。
不器用だから一回目は上手くできないんだけど、だから2回目はこうしよ!って考えるんです。 超器用なら一回でできるんでしょうけどね。 まぁしょうがない。
でもいいじゃんね。って感じです。
ベルランゴの話の続きはまた明日!。
このお菓子の道具は何かしってますか??
これなんだかわかります?
これはフランス製の飴を切る機械です。
伸ばした飴をこの機械に通すとこんな風になって出てきます。
これをバラバラにすると、、
一個一個はこんな感じです。
この飴はベルランゴって言う砂糖菓子です。
ボクも作った事ありません。
でもやってみたいなぁと思いました。
ボクは今新しい商品を考えたりする時にすごく重要視しているのはうちのお菓子(もっと言えばラングドシャ )を好きな人に喜んでもらうには何をすればいいだろう?って事を考えて作るようにしています。
飴をやろうと思ったのは、手作りの飴が缶に入ってたらかわいいかな? とか
もし、今後色んな場所でpop up shop をやる機会があればその場所で飴を作って出来立てを食べてもらったり、作るところを見てもらえたら喜んでもらえるかな?
うちのラングドシャ を好きだと思ってくれる人はきっと喜んでくれるはず!と思いました。
なので、どんなのが売れるかな?とかでは考えてないです。
ボクは最近つくづく思うんですけど、、色んな事ができません。 すごい沢山の種類を管理するって言うのが苦手な人間っていうのを自覚しました。 だから自分が好きと思えることや、喜んでもらえるかな?って思える事を選んでやっていきたい。
この飴の機会を取り寄せるのにフランスのメーカーを自力で探して、下手なフランス語のメール送って、製造を何ヶ月か待って、、海外送金して、、、(銀行から聞いたのは昨今テロなどの影響で海外に個人が送金するの以前よりかなり大変です!) 最初にメールしてからけっこう時間が経って今やっと日本にまで来ています。もうすぐです。
楽しみすぎてやばいです。はやくやってみたいー!
実際に飴を作ったらまた見てもらおうと思っているのでお楽しみにー!
今日は聴いてほしい歌がある。
今日仕事しながら聴いてるラジオから流れてきたこの曲。
ロッカトレンチさんのEvery Sunday Afternoon
この曲は確か、、2008年の曲。今から11年前。
その時もラジオで初めて聞いた。FM802のヘビーローテーションだったかな?
まだマダムとその時は結婚してなくて、一緒にいる時に聞きました。
曲の前にこの曲が生まれた背景をDJが教えてくれた。
ボーカルの山森さんの言葉はこちら。
ある日曜日の午後、何気なく付けたテレビでとても重い病気を持った少女のドキュメンタリー番組を見たんです。最初はかわいそうだな子だと思って見ていたのですが、それがまるで見当違い。病気であること以外は普通と全く変わらないその少女の前向きで明るく強い姿に感動して、とてつもない勇気とパワーをもらったんです。見終わった時、この感動を誰かに伝えたくて、また自分が伝えなきゃいけないと何か使命感のようなものを感じて、無我夢中でこの曲が出来た事を覚えています。──ROCK'A'TRENCH 山森
このエピソードを知ってからこの曲を聴いたら終わったころには2人とも号泣してしまってた。
せっかくなんで貼っときます。
もし聞いた事なければよかったら聴いてみてください。
Every Sunday Afternoon
https://www.youtube.com/watch?v=lQEaWI4eNKo&feature=share
勇気をもらった!
とかよりもただただ素晴らしい曲だと思うんです。
あれから11年たった今ボクが思うのは
マダムも言ってたんだけど、この曲を聴く時にエピソードを知ってるのか知らないのかは聴く人にとって大きく違うと思うんです。
全然ちがうものだけどボクが扱うお菓子にもそれは言えると思う。
いろんな苦労や悩みはあったし今もあるけど、食べてくれる人にもっと美味しい!って思ってもらえる伝え方ができたらな。って思います。
この曲の元になったテレビのドキュメンタリーとその時ユーチューブで見ました。 今どうされているかはボクにはわかりません。だけどこの歌を聴くとあの時の目をキラキラさせて喋ってたあの女の子が浮かびます。
今日も1人でこっそり厨房で泣いてしまった(笑)